本院は小児歯科と掲げていますが小児のみを見るのではなく小児の頃から一生涯ともにお口の中の健康の為に通って頂きたいという思いがあります。
小児じゃないからダメかな?と思わずにぜひ一度お越しください。
当院の矯正治療
当院の矯正治療の目的は、歯をきれいに並べることだけではありません。
- 「歯並びが気になって、笑う時は口元を隠してしまう」
- 「自分の笑顔が嫌いだから、写真では絶対に笑わない」
- 「歯磨きがしづらく、虫歯だらけになってしまった」
- 「歯を失ってしまい、食事が楽しくない」
矯正治療を通して、このような辛い思いをする方を一人でも減らし、きらきらした笑顔で豊かな人生を送っていただくことが、私たちの願いです。
矯正治療に年齢制限はありません。「口を開けて思いっきり笑いたい」「食べる楽しみを一生失いたくない」という方は、ぜひ気軽にご相談下さい。
当院の特徴
1) 目立たない矯正装置
患者様が矯正治療中に見た目のコンプレックスを感じず、生活を楽しんでいただけるように、舌側矯正・マウスピース型矯正・ホワイトワイヤーといった目立たない治療手段にこだわっています。前歯に銀色の装置を付ける矯正装置は、治療を楽しめない患者様が多いため使用していません。また、矯正治療には出来るだけ痛みの少ない装置を採用しています。
2)徹底した虫歯の予防管理
矯正治療中は磨き残しができやすく、虫歯になってしまう方も多いものです。当院では、来院時のクリーニング・虫歯チェック・フッ素塗布や丁寧なブラッシング指導を通じて、徹底した虫歯の予防管理を行っております。患者様に最高の笑顔になってもらうためには、ただ歯をきれいに並べるだけでなく、歯を健康に保つことが欠かせないのです。
3)『歯医者っぽくない』歯科医院
当院のコンセプトは『歯医者っぽくない』歯科医院です。患者様に居心地よく通って頂けよう、医院の雰囲気を大切に考えています。季節ごとに飾りつけを変えたり、服装を変えたり、様々なイベントも行っています!詳しくは当院のinstagramをご覧ください。
4)装置の故障や紛失のトラブルがあってもすぐに対応できます
矯正治療日が月に一度か二度しかない場合、装置が壊れたり、トラブルが生じた場合に、最悪の場合修理は1ヶ月後となり、治療期間はどんどん遅れていくばかりです。気になることがあり、質問をしたくても、担当医が不在で質問に対応できず不安な時間を過ごすこととなります。
当院は曜日を問わず診察に対応できますので、患者様には柔軟に治療を提供することを心がけています。
5)装置の追加料金なし
一般的な治療では、前歯の装置は金属で出来た銀色の装置を使用するのが通常で、前歯に白い装置を用いると3~8万円程度の追加料金がかかりますが、当院では前歯を白い装置に変更するのに追加料金は一切いただきません。
見えづらい・目立たない矯正
当院の矯正治療は、舌側矯正・マウスピース型矯正・ホワイトワイヤーといった、見えない・目立たない治療手段を採用しています。
患者様に出来る限り治療中も楽しんで過ごしてもらえるよう、目立ちにくく・違和感の少ない装置を選択しています。
常に新しい治療技術・知識を患者様にご提供できるよう日々研鑽に励んでいます。
舌側矯正
舌側矯正とは、金属製の矯正装置を歯の裏側に装着する矯正方法です。
治療期間
18~48か月
当院では表側矯正とほぼ同じ期間で治療可能です。
※抜歯ケースの場合は治療期間は表側矯正治療よりも長くなります。
<メリット>
- 装置が外側から見えにくく、目立たない
- 出っ歯の治療に効果的
- 表側矯正よりも虫歯のリスクが低い
<デメリット>
- 喋りづらく、慣れるまでに数ヶ月かかる
- 舌に口内炎ができやすい
- 表側矯正よりも装置が外れやすい
- かみ合わせが深い方(過蓋咬合)には不向き
マウスピース型カスタムメイド矯正(インビザライン)
マウスピース型矯正装置の一つであるインビザラインは透明で柔らかい素材のマウスピースです。標準的なケースで30~100個ほどを1週間~10日ごとに付け替えながら、少しずつ歯を動かして治療します。
他の矯正装置と比べ目立たないのがマウスピース矯正の最大の強みです。
装置を取り外しすることが出来、歯ブラシがしやすいことも特徴の一つです。
しかしながら装置が取り外しできる分、しっかりと使用時間を守ることが重要です。マウスピース自体は患者様の手で取り外し可能ですが、毎日最低20時間の装着が必要です。さらに装置との適合性を向上させるために専用のゴムを毎日咬んで頂きます。
残念ながらどのような方でもマウスピース型矯正治療を受けられるわけではありません。それは、当院で最も大切にしていることは、患者様に正しい・健康的な咬み合わせを提供し、治療が終わった時に心から『矯正治療をやって良かったな』と感じて頂くことだからです。なんとなくマウスピースで歯を並べることであってはなりません。
矯正治療は一生のうちに何度もやることではないですよね。是非後悔のない選択をして頂けるように、マウスピースでの治療が可能かどうか診断することが重要となります。
治療期間
12~40か月
マウスピース型矯正治療には以下の注意事項があります。患者様には是非以下の内容をご理解の上、治療方法を選択いただければ幸いです。
1 マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、薬機法上の承認を得ていません。
2 マウスピース型矯正装置(インビザライン)は米国アライン・テクノロジー社の製品であり、アライン・テクノロジー・ジャパン社を介して入手しています。
3 国内でもマウスピース型矯正装置(インビザライン)に似た装置があり、国内で薬事承認されているものもあります。日本で医療機器としての矯正装置と認められるものは、次の2点を満たしたものです。
・薬事承認されている材料を使用していること
・既製品の場合は、その装置が薬事承認されていること
※日本の国家試験に合格した歯科医師もしくは歯科技工士が製作した矯正装置の場合は、医療機器ではなく「歯科技工物」に該当します。
4 マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、世界 100 か国以上の国で提供され、800 万人を超える患者様が治療を受けられている治療方法で、重篤な副作用の報告はありません。
(2020 年 1 月時点)日本においては、薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
<メリット>
- 目立たず、舌側矯正よりも気づかれにくい
- すきっ歯の治療に効果的
- 他の矯正器具と比べて痛みが小さい
- 取り外し可能で、装置やお口の中を清潔に保ちやすい
- 金属アレルギーの方も使用できる
<デメリット>
- 着色を避けるため、食事のたびに外す必要がある
- 1日の装着時間を守れないと、治療効果が出づらい
- 抜歯が必要な矯正治療には不向き
ホワイトワイヤー(表側矯正)
当院の表側矯正は、歯の色に近い装置を標準使用しています。表側矯正は歯を動かしやすく、どんな症状の患者様にも適している治療方法です。
通常の銀色のワイヤーを装着した方も、いつでもホワイトワイヤーに交換可能です(1本3,000円・税別)。
治療期間
18~40か月
<メリット>
- 銀色のワイヤーより目立たない
- 舌側矯正やマウスピース矯正より費用を抑えられる
- 銀色のワイヤーからいつでも交換できる(逆に戻すことも可能)
- 症状を問わず使用できる
<デメリット>
- 色が剥がれるため2か月で交換が必要
(治療開始から約半年経てば、剥がれないタイプに移行)
前歯に銀色の矯正装置を使用しません
表側矯正で前歯に使用する銀色の矯正装置は、値段が安く壊れづらいため、矯正治療の現場で広く使用されています。
しかし、矯正を希望するほとんどの患者様は銀色の矯正装置を敬遠されます。
治療前よりも口元が気になることで、人前で話すときによけいに口元を手で隠すようになってしまうようです。
そこで当院では前歯に銀色の矯正装置を使用していません。全ての患者様に、矯正治療中に嫌な思いをせず毎日笑顔で過ごしていただくことが私たちの願いです。
矯正って歯を抜くの?
「矯正って絶対に歯を抜くの?」というご質問をいただくことがあります。答えはNoです。矯正は必ずしも歯を抜くわけではありません。
抜歯の必要があるのは、顎の大きさに対して歯が大きすぎる方や、出っ歯の度合いが大きい方などです。このようなケースでは、抜歯で空いたスペースを利用して歯並びのでこぼこを整えたり、出っ歯を引っ込めます。
抜歯の判断基準は歯科医院によって異なりますが、当院はなるべく歯を抜かない「非抜歯矯正」を重視しています。患者様には生まれ持ったご自身の歯を生涯大切にしてほしいと考えているからです。
ただし、患者様のお口の健康を著しく阻害する場合や、見た目に悪影響を及ぼす場合は、非抜歯での治療はおすすめしていません。
矯正治療の患者様の中には「歯を抜かないこと」にこだわりすぎてしまう方が時々いらっしゃいます。しかし無理に非抜歯矯正を行うと、歯茎が下がる・口元の突出が強調されるなど、審美性が極めて悪化する危険性があるのです。
抜歯・非抜歯のどちらで治療するかは、精密検査の結果に基づきメリット・デメリットをしっかりご理解いただいたうえで、最終的には患者様ご自身に決めていただきます。疑問や不安があれば小さなことでもお気軽にご相談下さい。
また、成長期から早期治療を行うと、歯を抜かずに治療できる可能性がグンと高まります。14歳までのお子様の矯正については、小児矯正のページをご覧下さい。
治療の流れ
1.初診相談
プライバシーに配慮したコンサルティングルームでじっくりお話を伺います。
2.精密検査
口腔内写真・顔面写真・横顔の骨格のレントゲン写真等の撮影や、お口の型取りをします。
3.治療方針・治療装置の決定
患者様のご希望や症状に最適な方針と装置をご提案します。
4.矯正装置の装着
装置を装着し、歯を少しずつ動かしていきます。
5.定期通院
月1回の定期通院で治療の進捗をチェックします。虫歯の予防管理も徹底します。
6.保定期間
移動させた歯が元の位置に戻るのを防ぐため、リテーナー(取り外し可能な保定装置)を装着します。
7.治療完了
医療費控除
矯正治療にかかった費用は「医療費控除」の対象となる場合があります。
医療費控除とは、生計を一にする家族が1年間に支払った医療費の合計が10万円以上となった場合、一定の所得控除が受けられる制度です。税務署に確定申告を行えば払いすぎた所得税が還付され、患者様の経済的なご負担が軽減されます。
確定申告には当院が発行する領収書が必要です。申告手続きまで大切に保管をお願いいたします。
医療費控除の還付額
保険金や出産育児一時金等での補てんが全くない場合の試算です。
課税所得金額 | 家族の1年間の医療費の合計 | ||
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60万円 (医療費控除額:50万円) |
80万円の場合 (医療費控除額:70万円) |
100万円の場合 (医療費控除額:90万円) |
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400万円(税率20%) | 100,000円 | 140,000円 | 180,000円 |
700万円(税率23%) | 115,000円 | 161,000円 | 207,000円 |
1,000万円(税率33%) | 165,000円 | 231,000円 | 297,000円 |
※医療費控除額=(家族の1年間の医療費の合計-保険金等の補てん)-10万円(総所得金額が200万円未満の人は総所得金額の5%)
※還付額=医療費控除額×所得税の税率